利用者の権利・人格を尊重し、適切な介護技術をもって、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努め、現存する能力を最大限発揮できる環境をつくり、常に豊かな人間関係が保たれる暮らしとなるよう支援する。

施設前に中海を望み、春には海岸道路に千本桜が咲く。広い畑に囲まれた平坦で静かな場所にある。恵まれた環境の中、思い思いにゆったりと過ごしていただいている。周りの住民の方とも畑繋がりでボランティア協力も得られる良い関係が築けてきており、そこで収穫した新鮮な野菜や地元の朝獲れの魚を使った献立を栄養士が考え、ご利用者にも手伝っていただきながら、毎食施設で調理している。食堂兼リビングスペースには、食事前には食欲をそそる匂いが漂い、生活感を感じていただきながら、ふれあいを大切に、一人ひとりが心地良い空間であるよう、家庭的な雰囲気作りを心掛けている。中庭には石庭と足湯を造設し、交流の場をより楽しむよう取り組んだり、イベントを実施し地域関係者と楽しむ機会も設けている。