・介護職員初任者研修
過去問
介護職員初任者研修とは、これから介護の仕事を始める人に、最初に取ってほしい資格。
直接身体に触れる「身体介護」を行うには、介護の資格が必要ですが、数ある介護資格の中で最も取得しやすいのはこの、介護職員初任者研修です。
・介護職員実務者研修
過去問
介護福祉士実務者研修は、質の高い介護サービスを安定的に提供していくことを目標に、基本的な介護提供能力の修得を目的とした資格です。
また、介護福祉士国家試験の受験資格は、2017年より「実務者研修の受講・修了」が義務付けがされました。よって、介護福祉士実務者研修は介護福祉士資格を目指すうえで必須の資格となっています。
・ケアマネジャー
過去問
ケアマネジャーとは、介護保険制度に基づいてケアマネジメントを行うための資格です。正式名称は『介護支援専門員』ですが、一般的には『ケアマネージャー、もしくはケアマネ』などと呼ばれます。尚『ケアマネジャー』と伸ばし棒(長音符)を入れない書き方が正式となっています。
※ケアマネジメントとは
障害をもつ方々が自立した生活を送るために、様々な課題を解決していくプロセスのことを言います。
ちなみに、ケアマネジャーは国家資格ではありません。
・社会福祉士
過去問
福祉や医療の相談援助に必要な知識・スキルを証明する専門資格!
社会福祉士とは、福祉や医療に関する相談援助に必要な専門知識・スキルがあることを証明する専門資格(国家資格)として、1987年5月に誕生しました。相談援助の対象者は、身体障害者【視覚・聴覚障害、呼吸器機能障害など】、生活困窮者、ひとり親の家庭など、心身や環境上の理由によって日常生活を送るのに支障がある方々です。
高齢者から子供まで幅広いこともあって、活躍の場も多岐に渡っています。また、高齢化や近年の虐待問題増加の影響もあり、ますます社会福祉士への期待は高まっていくと予想されます。
社会福祉士は、社会的ニーズの広がりを見せている注目の資格といえるでしょう。
・介護福祉士
過去問
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格です。
介護福祉士は、同法第2条第2項において『介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。』と位置づけられています。
介護福祉士資格は、介護を必要とする方がたのさまざまな生活行為・生活動作を支援し、支える知識と技術を有する介護の専門資格として認知されています。
・レクリエーション介護士2級
過去問
レクリエーション介護士2級は2014年に誕生した資格です。近年、物質的な豊かさだけでなく、精神的な充実も考えるQOL(Quality Of Life)つまり“生活の質”という考え方が注目されています。レクリエーションは高齢者のQOL向上を促し、健康維持・促進をサポートする方法の一つとして、強く求められています。
・介護予防運動指導員
過去問
介護予防運動指導員とは、高齢者のための筋力向上トレーニングをはじめとした介護予防プログラムの作成や運動指導により、高齢者が自立した生活を送れるように適切なサポートを行う専門家です。地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センターが資格認定を行っており、指定の研修を受講することで介護予防運動指導員の資格を取得できます。
・福祉用具専門相談員
過去問
福祉用具専門相談員とは介護保険の指定を受けた福祉用具貸与・販売事業所に2名以上の配置が義務付けられている専門職です。
資格を取得するためには都道府県知事の指定を受けた研修事業者が実施する「福祉用具専門相談員指定講習」による50時間のカリキュラム、修了評価(筆記の方法による)によって「福祉用具専門相談員」の資格が与えられます。
【注意点】
平成27年4月1日より介護職員基礎研修課程や1級課程、2級課程の修了者、介護職員初任者研修課程の修了者は「福祉用具専門相談員」の業務を行うことはできなくなっていますので、注意が必要です。
・喀痰吸引等研修
過去問
喀痰吸引等研修とは、「たんの吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)」と「経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)」を行える介護職員等を養成するための研修です。基本研修と実地研修に分かれていて、両方修了することで、医師の指示や看護師との連携のもと「たんの吸引」「経管栄養」が実施できるようになります。
尚、喀痰吸引等研修は医療行為を行う対象者(不特定多数の方と特定の方)によって研修内容が変わってきます。対象者に合わせて必要な研修を受けるようにしましょう。
・サービス提供責任者
過去問
サービス提供責任者とは、ヘルパー(訪問介護員)、ケアマネジャー(介護支援専門員)や、訪問介護サービスの利用者のパイプ役となり、適切な介護サービスが提供されるように調整するコーディネーター。サ責とも呼ばれています。訪問介護事業所にはサービス提供責任者の配置が義務付けられており、訪問介護サービスを行う上でなくてはならない存在です。