社会福祉士試験 平成27年度(第28回) 問121

このように、部下の成熟度に合わせたリーダーシップ行動の変容に関する理論として、次のうちから最も適切なものを1つ選びなさい。

新設の介護老人福祉施設では、多くの介護職員(以下、「職員」という。)が新人であった。開設当初、職員たちは知識や技術がまだ不十分で、自信もなかった。この段階では、リーダーのFさんは、仕事で何をすべきか明確に伝えて細かく指示を出すようにした。
職員たちの意欲は高まったが、知識や技術を状況に合わせて使うには不安のある段階では、Fさんは、なぜある行動が望ましいかといった理由を職員たちに説明し、話し合ったり、積極的に質問するように促した。
さらに、職員たちが十分な知識・技術を身につけ、自信も持てるようになった段階になると、Fさんは職員自身が仕事の進め方について考え、決めるよう促した。
福祉サービスの組織と経営