運営方針
(1)指定訪問看護は、利用者の要介護状態の軽減若しくは悪化の防止又は要介護状態となることの予防に資するよう、療養上の目標を設定し、計画的に行うものとする。
(2)事業者自らその提供する指定訪問看護の質の評価を行い、常にその改善を図るものとする。
(3)指定訪問看護の提供に当たっては、訪問看護計画に基づき、利用者が日常生活を営むのに必要な援助を行う。
(4)指定訪問看護提供に当たっては、懇切丁寧に行うことを旨とし、利用者又はその家族に対し、サービスの提供方法等について、理解しやすいように説明を行う。
(5)指定訪問看護の提供に当たっては、介護技術の進歩に対応し、適切な介護技術をもってサービスの提供を行う。
(6)指定訪問看護は、常に利用者の心身の状況を的確に把握しつつ、その置かれている環境等の的確な把握に努め、利用者又はその家族に対し、適切な相談及び助言を行う。
(7)特殊な看護等については行わない。
運営特徴
訪問看護ステーションには、保健師1名、看護師5名、理学療法士2名で構成しています。訪問看護の経験者3年以上が6名います。訪問看護ステーションがある地域に、看護の手を必要としている方や、家族の方が暮らしていくための支えとなるように365日24時間体制でサポートできるように取り組んでいます。超高齢化社会を迎え、また少子化も進み、生まれてくる人口よりも、死亡者の方が上回っているという多死社会になってきています。これは、住み慣れた地域の現状です。病院から地域へ暮らしと療養生活を支える視点を持ち、地域で生活する高齢者や在宅療養を送っている方々を、地域のチームワークで支援できるように、ケアプランセンター、訪問介護ステーションとの連携を常に図っています。訪問看護ステーションの看護師1名は緩和ケア認定看護師で、在宅でのお看取りに関してもサポートできるように取り組んでいます。その方のお住まいで生活すること、その人の尊厳を大切にすること、その人の自立を支援するケア、その人の意思決定を支援することを基本に訪問看護に取り組んでいます。