事業の目的は、北沢地区の在宅医療と介護力を向上させ、入院している患者さんが、病院から地域へ帰ってきやすいよう受け皿を作ること。運営の方針は、病院の担当医と連係を密にし、退院時の病状を十分に把握。それを基に在宅での検査を適時施行する。それらの情報は、訪問看護職員、ケアマネージャーと共有されなければならない。このように多くの職種が、情報を共有し連絡を取ってゆく。

難病変性疾患により、人口呼吸器を使用している患者さんにも対応しています。基幹病院の専門医、地域の主治医と連携を取りながら、呼吸器の管理を行い病状の急変を防いでいます。これにより、ご家族にも患者さんにも負担のかかる救急車搬送の回数を減らしています。ターミナルケアは、患者さんだけでなく、ご家族も支えるよう対話に時間をかけています。また、不幸にして亡くなられた後も訪問し、精神的な支えになりたいと考えています。