職員の就業環境を高めることに重点を置き、良い人材が長く就業できるようサポートすることで、利用者に対しても頻繁に人が入れ替わることのないよう努めている。その上で、利用者・家族と良好かつ自立的な関係を築き、最後まで自宅で看取ることができるところまで視野に入れ、長期的スパンで関わっていくことを目指している。上辺だけの利用者本位ではなく、日々のケアが形骸化することに抗いながら、問題意識を持って利用者の生活を支援していくことができるよう、小規模事業所の特性を活かしながら緊密なチームワークを大切にしている。

経験年数の豊富な職員が揃っており、それぞれ様々な介護の現場での積み重ねがあるため、重度の医療的管理な必要な利用者から、通常の介護保険サービスの枠では対処しきれない認知症の方まで、多様な引き出しを駆使して対処することができる。他事業所が対応できなかったケースを受け入れることも多い。また、情報伝達と確認の管理がしっかり行えており、職員の入れ替わりが少ないため、一日複数回、毎日訪問するような負担感の大きい利用者に対して特に強い。