運営方針
第1に、居住者本位の援助実践の提供です。この施設の中で暮らす主人公は居住者の皆さんですから、居住者の思いを汲み取ることからスタートしてケアプランに活かし、実際には職員の都合を優先したサービスの提供を極力抑えるよう心がけています。
第2に、地域に開かれた施設運営です。居住者の皆さんがこの地域の住民として暮らしていけるように、施設を閉ざされた空間ではなく、居住者の方が地域の方々と交流できるように、住民の皆さんが可能な範囲で出入りできるよう努力しています。
第3は、職員の自発性の尊重です。管理者からの命令や指示よりも、職員が自ら考えて行動することにより、援助実践の充実や職員の成長が図れるものと考えています。
運営特徴
・施設を「生活の場」として考えています。
・チームケアに力を入れています。
・毎日1回出勤者が参加してのミーティングを行い、その日の様子の報告やケアについての検討を行っています。
・終の棲家として、ご本人ご家族との相談を重ねながらターミナルケアに取り組んでいます。
・毎月担当者からご家族へその月の様子をお便りで報告しています。