事業の実施に当たっては、入所者の意思及び人格を尊重して、常に入所者の立場に立ったサービスの提供に努めるものとする。従業者は、入所者が可能な限り居宅における生活への復帰ができることを念願に、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、入浴、排泄、食事等の介護、相談、援助、社会生活上の便宜の供与その他の日常生活上の世話、機能訓練及び療養上の世話を行なうものとする。地域や家族との結びつきを重視し、関係市町村、居宅介護支援事業者及び保険医療サービス、福祉サービスを提供する者との綿密な連携を図り,総合的なサービスの提供に努めるものとする。

常に利用者の心身の状況を的確に把握しつつ、相談援助等の生活指導、機能訓練、その他必要なサービスを利用者の希望に添って適切に提供する。衛生管理、感染症の発生予防に細心の注意を払う。入所者の心身の状況に応じて、週に2回以上入浴又は清拭を行なう。また、排泄、離床、着替え、整容等に関し、必要かつ適切な介護を行なう。栄養、入所者の身体状況、嗜好、提供時間、自立支援等に配慮して食事を提供する。介護技術の進歩に対応し、適切な介護技術をもってサービス提供を行なう。