「その人の暮らしを大切にし、人としての尊厳を守る」住み慣れた地域で、安心して暮らせるところで、老いを生きるための支援を行い、必要なサービスを

提供し利用者の方が満足するサービスを目指す。

平成6年にお風呂の改装を行い、個人浴槽（家庭浴槽）を設置。週２回の入浴を基本とするが希望者は毎日入浴を可能とする。また、１日の入浴希望者を少なくして好みの温度・時間にてゆっくりと入浴していただいている。また同時にトイレの改装を行い、１人１人の利用者の障害にあったトイレや手すりを創意工夫して、利用者の自立につなげられるように対応。平成１６年から口腔ケアに本格的に取り組んでおり、毎食後の歯磨き・うがい・手洗いなどを実施し、衛生面・清潔面での保持、臭気の解消等に役立っている。また、既存の施設ホールを中心に東西に分けて各ユニット個々の人の状況に応じメニューを考え、寄り添う介護、個別性の重視の中で１人１人の暮らしの把握と要望に応えられるよう努めている。ケアプランについてもＩＣＦを基本に「私はこういう生活をしたい」という本人や家族の「思い」の入っている生活支援ケアプランとして作成・見直しを行っている。