利用者の方々が施設の中で人として尊厳を保ち、健やかで快適かつ生きがいのある生活が営めるよう心がけています。また個別サービス計画を作成し、施設での生活を支援していくとともに、専門性をもった認知症ケアへの対応など、その人らしさを引き出す介護に重点を置いた「利用者本位のサービス」を推進し、利用者の安全の確保と質の高いサービスの提供を行います。さらに、日常生活の中では、定期的な機能訓練を行っていくため、残存機能別グループケアを取り入れ、その人に適したサービスを提供していきます。

昭和５４年に開設して２９年、利用者の方々が安心して日常生活を送ることができるよう職員全員できめ細かい個別ケアサービスを提供しています。特に日常生活で最も楽しみな食事は、季節の食材を多く使い、家庭の味に近づけながら、作りたての温かい食事の提供に心がけています。年間計画では毎月の映画会、誕生会、各種の趣味講座などを多く計画し又、ホーム喫茶・おやつ販売・理髪・美容・など利用者の方々の要望を多く取り入れた予定行事となっています。さらに、買い物、お花見、芋煮会、お好みドライブなどの外出の機会を多く取り入れた各季節の年間計画を作成し、家庭にも呼びかけながら家族一緒に楽しめる機会を多く取り入れています。地域福祉としては、地域のお年寄りとの交流を深めるため、地域交流会・盆踊りを毎年開催し、地域福祉施設の拠点として、地域に開かれた施設を目指しています。