長期にわたる療養を必要とする要介護者に対し、適正な介護療養施設サービスを提供することを目的とする。また、運営の方針として、入院患者の心身の状況を踏まえて、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理のもとにおける介護その他の世話および機能訓練その他の必要な医療を行う。

当院に入院されている患者様の要介護度の平均は約4.6、入院日数は約639日となっております。当院は、「1.患者様の疾病を癒すばかりでなく、患者様の将来をも考えた医療を行う。」「2.患者様およびご家族の希望を最大限に取り入れた個別の医療を真心をもって提供する。」ことを理念に掲げています。具体的には、日々の療養生活に変化を持たせるため、院内行事の定期的な開催や季節ごとに行事食を楽しんでいただき、遊びの中にリハビリの機能を兼ね備えた「遊びりテーション」を実施しています。また、常時ご家族と面談できるように、面会時間の制限を定めておりません。食事やタバコ、お酒等もなるべく制限せずに患者様の希望に添うような看護、介護を提供しています。