運営方針
1. 長期にわたる療養を必要とする要介護者に対し、施設サービス計画基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護その他の世話及び機能訓練その他必要な医療を行うことにより、その利用者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう努める。
2. 入院患者も意思及び人格を尊重し、常に入院患者の立場に立って指定介護療養施設サービスの提供に努める。
3. 地域や家庭との結びつきを重視した運営を行い、関係市町 村、居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、他の介護保険施設その他の保険医療サービスは福祉又は福祉サービスを提供する者との連携に努める。
運営特徴
・早い時期より身体拘束廃止の宣言をし、身体拘束廃止委員会が活動している他、各種委員会も活発に活動している。特に褥瘡対策委員会では、院内回診により、褥瘡の発生は300名近くの入院患者さま中数名、という実績を誇る。
・看護介護は、長期に渡り入院療養される患者さまが多いため、ケアサービスの充実と療養環境の整備に努め、多様化した患者さまのニーズに応えている。書道、カラオケ、園芸、お花、調理、誕生会、ボランティアによる朗読会など、メニューに富むレクリエーション行事を積極的に行い、長期療養生活に笑顔と彩りを添えている。
・リハビリテーションは、理学療法士10名、作業療法士5名という大陣容で利用者個別の身体機能回復や維持に努めている。
・多職種による連携のみならず、施設間の連携ということが重要でもあるという認識から、小樽市新光地区の介護老人福祉施設や介護老人保健施設、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターなどと毎月担当者会議を開催し、密に情報交換を行っている。