運営方針
利用者の心身の状況・病歴を踏まえて、利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練、その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行なうことにより、療養生活の質の向上及び利用者の家族の身体的、精神的負担の軽減を図る。さらに、利用者の意志及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めると共に、常に利用者の家族との連携を図る。また、関係法令を遵守し、事業を実施する。
運営特徴
今期の施設の標語を「私たちは創意工夫のケアで快い生活の場を提供します」と決めケアの心構えにしている。そして、老健としての在宅復帰の機能を果たすためセラピストは7名体制で、短期集中リハビリテーション等機能訓練や在宅での生活を支えるための訪問指導等に取り組んでいる。さらに、医療依存度の高い方の受け入れも可能な限り行い、褥瘡処置や頻回の吸引、経管栄養などにも対応している。介護福祉士の介護職中の比率は約90%である。また、認知症の方の対応に回想法の一つであるミッケルアートというクイズ性を持たせた昔懐かしい絵画を使って利用者同士や職員とのコミュニケーションを図っている。