利用者が要介護状態等となった場合においても、心身の特性を踏まえて、利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、さらに利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びにその家族の身体的、精神的負担の軽減を図るために、必要な日常生活上の世話及び機能訓練等の介護その他必要な援助を行う。利用者の要介護状態の軽減若しくは悪化の防止又は要介護状態となることの予防に資するよう、その目標を設定し、計画的に行うものとする。利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めるものとする。事業の実施に当たっては、利用者の所在する市町村、居宅介護支援事業者、在宅介護支援センター、他の居宅サービス事業者、保険医療サービス及び福祉サービスを提供する者との連携に努めるものとする。指定通所介護の提供の終了に際しては、利用者又はその家族に対して適切な指導を行うとともに、居宅介護支援事業者へ情報の提供を行う。その他、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」（厚生労働省令第３７号）に定める内容を遵守し、事業を実施するものとする。

平成１８年３月にオープン。食堂と機能訓練スペースは兼用であり、陽光を多く取り入れた明るく広い空間に仕切りはなく、お互いの顔が見えるという安心感や一体感がある。テーブルは移動しやすいものとしており、月１～２回のボランティアによる歌や体操、催し物の行事などは空間を活かして実施している。レクリエーションは創作活動、ゲーム的なもの、お菓子作り等と幅広く行っている。食事も家庭的な内容としており団らんを行える雰囲気である。同じ建物の２階３階はグループホームとなっており、事業所共通の理念である「こころ」に寄り添う介護を目指し、利用者それぞれにあった個別ケアを日々実践している。