運営方針
本事業所は、要介護状態の高齢者の心身の特性を踏まえて、その有する能力に応じた自立した日常生活を営むことができるように必要な援助及び機能訓練を行います。また、介護される家族の方々の介護負担軽減を通して、在宅生活の充実を図っていきます。事業の実施に関しては、関係市町村・地域の保険、福祉、医療サービスとの綿密な連携を図り、総合的なサービスの提供に努めます。
運営特徴
小規模の顔馴染みのグループでの、利用者主体の家庭的な施設作りに取り組んでいます。利用者を人生の先輩として敬い、会話する時も自然な形での敬語や丁寧語を使えるように、全職員で意識の統一を徹底しています。活動は、利用者にとって昔馴染みのことを導入しています。出来ることを探っていき、日々笑い、楽しみ、時には共に悲しんだりしながら、1人1人がその方らしく過ごして頂ける援助を目指しています。具体的には、昼食の一品料理を作る調理活動や畑の活動を行っております。また、季節を感じて頂けるように、桜や紅葉を見に行くドライブや、毎年秋に行う焼き芋、冬には畑で収穫したての野菜を使った鍋などの行事も用意しています。併設している保育園や地域との交流も大切にしています。
平成26年度から、くもん学習療法サービスを取り入れ、認知症の症状の維持・改善を目指して希望される利用者に取り組んで頂いています。