事業所の通所介護従事者は、要介護者の心身の特性を踏まえて、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことが出来るよう、必要な日常生活上の世話及び機能訓練の援助を行うことによって、利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図る。利用者の要介護状態の軽減もしくは悪化の防止又は要介護状態となることの予防に資するよう、その目標を設定し、計画的に行うものとする。利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めるものとする。事業の実施に当たっては、利用者の在住する市町村、居宅介護支援事業者、他の居宅サービス事業者、保健医療サービス及び福祉サービスを提供する者との連携に努めるものとする。通所介護の提供の終了に際しては、利用者又はその家族に対して適切な指導を行うと共に、居宅介護支援事業者への情報の提供を行う。他、「居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する事項」に定める内容を遵守し、事業を実施するものとする。

お客様が一日、気持ちよく過ごしていただけるよう様々なサービスをご提供しています。介護度に合わせた対応を前提に、レクリエーションを通じて「遊び」を楽しみ、自然と身体を動かしながら機能訓練を図っています。「食を通した介護」も大切に考え、栄養バランスに配慮したうえセレクトメニューを用意して嗜好に応え、食器などもご自宅でいただくようなあたたかみのある器をコーディネイトしています。またセンターは天井高３メートルを基本に開放感あふれる空間とし、内装には木目調を取り入れ、明るい雰囲気の中でお過ごしいただけます。

　ケアパートナーでは全てのセンターに「Ｑアップトレーニング」を導入しています。これはパワーリハビリテーション協会が提唱するパワーリハの手法に則った、自立支援のためのトレーニングです。身体の部位に合わせたマシンを用い、高齢化で使わなくなった筋肉と神経を呼び覚まして活動させていきます。寝たきりの一因である転倒による骨折を防いだり、日常生活の動作や生活の質の向上を図ることで、自立した豊かな生活を送ることを目指します。最も大切なのは、無理せず楽しみながら出来ること。各センターでは、お客様から「楽に取り組める」「身体が軽くなった」「階段の上り下りが楽になった」「とても爽快な気分になる」といった声をいただき、介護度の軽減などのケースも多く、非常にご好評いただいています。