指定居宅サービスたる通所介護の事業は、利用者が要介護状態等となった場合においても、可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、機能訓練及び必要な日常生活上の世話を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びに利用者の家族の身体的・精神的負担の軽減を図ることを目的とする。

奈良市東部地域（田原、大柳生、柳生）唯一の通所介護事業所であるため、より一層地域に根ざしたサービスの提供を行えるよう配慮している。具体的取り組みとしては、田原地区の重要無形文化財祭文踊りを園内行事として行う等、あらゆる面で地元の方々に協力を得、交流を図っている。地域柄、利用者の親戚、知人関係が多く、円滑なコミュニケーションが図れるよう、利用日、席位置等を考慮し、デイサービスセンターが明るく楽しい社会参加の場となるように努めている。また、歯科医師、歯科衛生士の指導のもと口腔体操、嚥下体操も取り入れ口腔ケアを行っている。口臭や誤嚥性肺炎、インフルエンザ予防などの健康管理につなげている。又、機能回復訓練として、散歩や体操、歌を唄うなど身体を動かしＡＤＬ向上に役立つよう、クッキングや工作なども行っている。