いかなる方も自立支援を旨とし、利用者の方の自主的な意思を尊重しプログラムは選択制にすると共に、利用者の方のアイデアを活用したものとする。いわゆる「お預かりするデイ」ではなく「参加するデイ」により、心身を活性化し、在宅での生活を可能な限り継続することを目指す。

在宅の生活の維持・継続をめざすという運営の方針に基づき、モノを作る、外出をする、自宅でもできる体操を覚えるなどを意識し、また利用者自身がやりたいことを持ち寄って教えたり教えられたりすることも取り入れている。たとえば粘土での陶芸、習字、広告紙を丸めた工作、調理。利用者同士では、編み物、木目込み人形、折り紙など。外出では、買い物をする、公園ではお茶を飲む、カラオケボックスで歌うなど、目的を持ったものにして自然に体を動かす。コンサートや映画、昔話の語りなどで、感動することも狙っている。