利用者様の「やりたい」、「してみたい」を実現できるように、「リハビリ介護」をスタッフ全員で実践しています。疾病や障がいを抱えながら在宅生活を送られている方の心身機能を維持・向上させたいというご要望や、リハビリテーションや在宅介護・療養のことで気軽に相談したいというご要望にお応えできる施設作りを目指しています。

心身の機能や、姿勢保持、姿勢変換、移動といった基本動作活動、コミュニケーション・食事・排泄・入浴・整容・更衣動作活動の能力を評価し、一人ひとりの疾病や障がい状態に応じた訓練を実践します。少しでも体を支える力が残っていれば自分の手足で車に乗降する、歩いて移動する、トイレに行って排泄する、家のお風呂に入れるように浴室移動や浴槽出入りに挑戦してみる等の生活行為を訓練します。また、施設内での実践練習にとどまらず、買い物ができるようになる、外食を楽しめるようになる、散髪屋で身なりを整える、電車やバスを利用できるようになるなどの、地域生活参加の実践にも重点を置いて取り組んでいます。

疾病や障がいを抱えながら在宅生活を維持していくために、疾病状態を悪化させないための予防的な生活指導、心身の機能を維持・向上していくための方法や環境整備、生活行為や地域生活参加の実践練習の支援を、「リハビリ介護」として提供しています。