我々スタッフは、桑の実会の基本理念でもある「その人らしさを求めて」を実現すべくサービスを追求していきます。リハビリテーションの本来の意味は「人間らしく生きる権利の回復」であり、可能な限り高いQOL：Quality Of Life（生活の質）を実現させることです。そのためにまずはご利用者の「心」を動かす必要があります。ただ「できる」ことを「させられる」だけでは逆効果になってしまいます。ですので、ご利用者が自身で「やってみよう」「頑張ろう」という気持ちになっていただけるようなサービスの提供に努めていきます。

日常生活のお世話においては、残存能力をしっかり把握し、可能な限り高いパフォーマンスをご利用者自身が意欲をもって行っていただけるようなサービスの提供に努めていきます。

アクティビティ（趣味活動やレクリエーション）においては、ご利用者の「身体機能」「認知機能」だけでなく、「その人・生活・人生」をしっかりと把握し、その言葉のとおり「自ら進んで参加する」活動の場を集団・個別を問わず提供していきます。

リハビリ訓練においては、リハビリ専門職による身体機能・活動能力の評価のもと、適切な物理療法や運動療法を提供していきます。「痛み」に対しては、温熱治療・電気治療・エアマッサージ器等を中心に緩和を図っていきます。筋力低下に対してはマシーントレーニング機器を取り揃え、よりアクティブなリハビリ訓練ができる環境となっております。中枢神経障害、神経難病を患っており、アクティブなリハビリ訓練が困難なご利用者に対しては、リハビリ専門職による個別訓練を提供させていただきます。

また、保育園が併設しており、窓越しから保育園庭での園児達の活動が眺められる環境となっております。園児達との交流も積極的に取り入れ、園児達から「活きる力」をもらったり、逆に園児達に「活きる知恵」を与えたりと、世代間交流を通じて社会的役割を担っていただきたいと考えております。

「心が動けば身体も動く」「身体が動けば心も動く」、欲張りですが、「心」も「身体」も動かせるサービスの提供に努め、「ここに来ると心が安らぐ」「ここに来ると元気が出る」「ここに来る日が待ちどおしい」と、ご利用者に思われる…そんな通所リハビリテーションを目指します。

「ふれあい　いきいき」通所リハビリテーション

診療所、居宅介護支援事業所、保育園が併設された、近未来型の在宅における総合的な医療福祉施設です。

要支援・介護認定を受けられた方で、リハビリが必要な方がご利用頂けます。

自ら意欲的にリハビリに取り組めるような環境を提供いたします。また、園児達との世代間交流のなかで社会的役割を担って頂けます。