要介護状態となった場合においても、可能な限り居宅においてその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、心身の状況、その置かれている環境等に応じて、利用者の選択に基づき適切な保健、医療、福祉サービスが多様な事業所から総合的かつ効果的に提供されるよう配慮して行う。また、利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立って公正中立に行うと共に、市町村など関係機関との連携に努める。本事業所は、不当な理由無く利用者に対する居宅介護支援サービス業務の提供を拒否しないものとする。

天草市社会福祉協議会は、合併する以前の旧本渡市社会福祉協議会時代に昭和38年に県下初の家庭奉仕員事業を開始するなど、地域福祉、在宅福祉事業に取り組んでおります。この居宅介護支援事業においても、介護保険制度が創設された平成12年から実施しており、利用者の立場に立って、できる限り自宅において生活ができるよう、適切な介護計画の作成を行っていきます。また、計画作成にあたっては、公正中立を基本として、特定の事業者又はサービス種類にならないよう、利用者又はその家族の意向を踏まえ選択によってサービスが決定されるように心がけ、利用者及び家族の方々のよき相談相手となれるよう努力してまいります。