本事業は、利用者が要介護状態となった場合においても、可能な限り居宅においてその有する能力に応じ自立した生活ができるよう配慮して行う。利用者の心身の状況、その置かれている環境等に応じて、利用者の選択に基づき、適切な保健医療サービス及び福祉サービスが、総合的かつ効率的に提供されるよう配慮して行なう。利用者の意志及び人格を尊重し、常に利用者の立場に立って、利用者に提供される居宅サービス等が特定の種類又は特定の居宅サービス事業者に不当に偏することのないよう、公正中立に行なう。本事業の運営にあたっては、関係町、在宅介護支援センター、他の指定居宅介護支援事業者、指定居宅サービス事業者、介護保健施設及び関係機関等との連携に努める。

上五島居宅介護支援事業所は、平成１６年７月３０日島内の五社会福祉協議会が合併して、新事業所として開始した。事業所としては、介護保険法の施行と同時に開設し、住民サービスの提供を継続している。当事業所は新上五島町の中心的場所に位置し、町内の全域を対象にサービスの展開を図っている。職員は管理者１名、介護支援専門員１名、事務職員１名と３名体制。月曜日から金曜日までを営業日として実施している。上五島居宅介護支援事業所は、要介護者等からの相談に応じて、本人や家族の意向等を基に、居宅サービスを適切に利用できるよう、サービスの種類、内容等の計画を作成するとともに、サービスの提供が確保されるよう居宅サービス事業者、並びに介護保険施設等との連絡調整その他便宜の提供を行なう事を目的に実施している。