運営方針
〇認知症があっても一人の人間として尊重され、差別や選別、虐待を受けることなく、最期まで国民のひとりとして、地域住民のひとりとして暮らし続けられるよう支援する
〇可能な限り「自分のことが自分でできる」ように又「入居者同士が互いに助け合って生活を営むことができる」ように支援する。併せて自分でできない状態になった時には、個別に必要な支援を行う
〇生活の主体は入居者であり、可能な限り入居者自身の意思が反映された生活を目指し画一的に管理した生活にしない。また逆に放置した生活とならないように必要に応じた支援を行う
〇可能な限り「自由な生活」を目指し一律のルールやスケジュールで管理した運営は行わない。併せて原則として、身体抑制、ホームの玄関、出入口の施錠等による行動制限は行わない
〇事業所に閉じこもることなく、事業所が存在する地域社会において生活の再構築を図り住民の一員として暮らせるように支援する
〇入居者と家族等との個別の関係に立ち入ることはしないが、家族等と「共に築く」運営を行っていく
〇関係する機関や個人と連携しチームで支援していく
運営特徴
〇認知症があっても介護保険法が謳う「尊厳を持って有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにする姿」こと、すなわち一般的な人の生きる姿を追求している
〇認知症の原因疾患等により精神症状がある場合は医師との連携で緩和し、それにより環境不適応をきたしている場合には、入居者にとっててきおうできる生活環境づくりを模索していく