運営方針
認知症になっても住み慣れた場所で安心して暮らしたい」「自分らしさを保ちながら、自由で喜びのある暮らしを送りたい」という本人や家族の願いを叶えてあげたいという想いで「いつでも、どこでも、その人らしく」暮らし続けるための支援に取り組みます。そして、次の5つに重点を置き支援いたします。
(1)慣れ親しんだ生活様式が守られる暮らしとケア
(2)認知障害や行動障害を補い、自然な形でもてる力を発揮できる暮らしとケア
(3)少人数の中で一人ひとりが個人として理解され受け入れられる暮らしとケア
(人としての権利と尊重、個々の生活史と固有の感情)
(4)自信を取り戻し感情豊かにすごせる暮らしとケア
(衣食住全般に生活者としての行動、役割を回復)
(5)豊かな人間関係を保ち支え合う暮らしとケア
(家族・地域の住民・スタッフ・地域社会)
環境を重視し、徹底して本人主体の個人アプローチを追求します。そして、小規模で家庭的なあったかな環境の中で、なじみの人間関係を維持しながら、1人ひとりの高齢者が地域でその人らしく暮らし続けることを利用者と職員が一体的に生活を共にして支援いたします。
運営特徴
生活がホーム内で完結するのではなく、地域を暮らしの舞台に交流を図り生活様式を整え、本来の姿である自宅へ戻れるよう在宅復帰に向けた支援をしている。日頃から医療機関と連携を図り重度化しても対応が可能である。