運営方針
自立した生活が困難になった入居者に対して、その心身の特性を踏まえ、入居者の要介護状態の軽減又は悪化の防止に資するよう、その目標を設定し、計画的に行うこととする。また、入居者が尊厳ある自立した日常生活を営むことが出来るように、食事、入浴、排泄等の日常生活場面での世話や機能訓練などの介護、その他必要な援助を適切に行うものとし、入居者の意思及び人格を尊重し、常に入居者の立場に立ったサービスの提供に努めるものとする
事業に当っては、事業所所在地の市町村、介護施設、協力医療機関に加え、他の事業所、保健医療・福祉サービスを提供する者との連携に努めるものとする。
運営特徴
(1)個人の空間の確保された施設は数多くあるが、その価格設定は破格的に高いものである事が多い。当社の運営方針としては個人の希望に適った占有空間を確保しながらリーズナブルな価格設定を行い、厚生年金受給者が収入の範囲内で安心して入居できるものを提供していきたいと考えている。また、高額な一時入居金は設定しない。
(2)3階建で2階~3階をフロアごとにユニットケアを行う。それぞれのグループが半独立で居住できるような形態を取っている。各単位ごとのユニット(フロア)には、浴室、厨房などを設け、独立した グループでの生活が可能となっている。家族的な雰囲気の中で過ごせるように、入居者同士・介護スタッフとのなじみの関係を作り、各入居者の個性・ニーズに合ったお世話を提供する。
(3)介護保険が導入され、福祉施設にもサービスに関して質の向上が求められる。様々なサービスが進出してくる中で、従来の福祉サービスとは異なる視点からサービスの種類・質・量を見極め提供していく。ノーマライゼーションの観点を基礎に、利用者の顧客満足向上に努めていきたいと考える。