当事業所では、畳の生活を基本とし、車椅子やベッドなどは使わない「地べたからの介護」に取り組むことで、普段の生活の中で自然と全身の筋力やバランス感覚の維持が出来るだけでなく、お客様ご自身の意志で出来る事を長く保っていただこうとするケアをはじめ老化や転倒防止などに繋げています。そして、趣味活動の一環でもある「茶ばたけ合唱団」による手話や合唱など日常的活動や発表会の中で舞台へ立つ機会を通して「楽しみや喜び」が増え、精神的安定と生活の活性化、お客様同士の関係作りへと大きな成果となっています。ホームでの生活だけでなく、地域の一員として社会参加を通して老いてもなお経験することがあり、自分の役割や社会へ貢献出来る事があるのだという想いを継続していきたいと考え取り組みに活かしています。

事業者は、認知症によって自立した生活が困難になった利用者に対して、家庭的な環境の下で日常生活の介助を通じて安心と尊厳のある生活を営むことを支援します。

事業者は、本事業の社会的意義と責任を深く認識し、事業経営の安定とサービス水準の維持に努力すると共に、利用者に対してその権利を尊重し、礼節と尊厳を持って接するように努めます。