要介護状態にある高齢者に対して、適切な認知症対応型共同生活介護を提供することを目的とし、利用者が事業所においてその有する能力に応要じ、自立した日常生活を営むことをできるよう援助を行う。

介護計画は、入居者の今の状態を見て目標を立て、三ヶ月に一度開かれるカンファレンスで意見を出し合い作られている。家族へは、必ず確認をそて承諾を得ている。チームケアの会議が毎月あり状態変化のある人についての協議をしたり緊急時の対応や月の行事計画などが議題になっている。申し送りは確実にされている。ほとんどの入居者は毎日入浴をしており入れない人には毎日清拭がされている。起床時間や朝食もまちまちで入居者のペースが尊重されている。金銭管理の支援については、散歩がてら出かける駄菓子屋で入居者が各自好きなものを選び、自分で支払いをしている。緊急時の対応にはマニュアルがあり日常管理者が指導しているため職員は緊急時の対応ができる。事故報告書に対しては、原因と改善策をみんなで話し合い、再発防止に努めている。提携医により、1週間に一度往診がある。24時間対応もでき、三ヶ月に一度全員の血液検査も実施されている。歯科医の往診も状態により行われている。