目的：認知症高齢者に対し、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで、ご入居者様個々の有する能力に応じた支援を行うことにより、ホームの環境の中でも自立した日常生活を営むことができるよう支援させて頂くことを目的とする。

方針：当ホームの理念でもある「縁合」という言葉通り、ご入居者様、ご家族様、地域住民の皆様、一人ひとりとの出会い、「縁」を尊び、認知症であっても「一人の人」としての尊厳を重視し、個人の意思を尊重しつつ、共同生活という機能を活かし役割をもった生活を送って頂けるよう支援していく。同時に個々のご意向を確認させて頂きながら介護サービス計画を作成し、その方が必要とする適切なケアならびに、個々の習慣や趣味活動を通して、残存機能を十分に活かしたケア（自立支援）の実施に努めていく。

・ユニット毎に個別担当制を配置し、個々の状況に応じた個別ケアに取り組んでいる。

・担当者より毎月、ご家族様宛にお手紙を発送し、その月の活動報告ならびにご様子について報告させて頂きながら、ご家族様との連携、協力体制を築くよう努めている。

・ホーム目標を設定し、その達成に向けてご入居者様、職員が共同して毎月の活動目標を作成してともに取り組んでいる。

・毎月第1日曜日に『茶話会』を開催。その月の予定や連絡事項を踏まえ、会の後半では懇談会形式でご入居者様にも議長や書記を担当して頂きながら、日頃の要望、意見、苦情など様々な『声』をあげて頂ける機会を確保するように努めている。