要介護者等の心身の特性を考慮し、その有能力に応じた自立生活を営むための心身の状況、希望、その環境等を踏まえ、適切な福祉用具の選定、取付け、調整等を行う。また、福祉用具貸与により、利用者の生活の便宜を図り、その機能訓練に資するとともに、利用者を介護する者の負担の軽減を図るよう援助する。

介護事業における弊社の取り組みは、介護保険制度の基本理念を忠実に守り、利用者の安全性と自立促進を追求する事にあります。器具選定において、介護支援専門員や福祉用具専門相談員の知識や経験のみに頼った現状が、利用者との認識格差につながっている点に着目しました。介護支援専門員との綿密な打合せの元、弊社独自の「カルテシート」を作成、これに基づく各器具の「選定シート」による器具選び。導入時には「個別利用計画書」の作成とサービスの均等化をシステム化しています。又、導入後は、定期的なモニタリングを実行し、都度「モニタリングシート」を作成。これ等の情報を介護支援専門員と共有する事で、器具選定の過程がビジュアル化され、利用者の容態や環境の変化にも迅速的確に対応するといった取り組みが、介護支援専門員や利用者の方々に高い評価を頂いています。