運営方針
運営特徴
「個々の利用者が日々、自分らしく暮らしていると実感できる生活環境を整える」「常に利用者の立場に立ち、安心と満足の得られるケアを提供する」。これは、全スタッフの討論を経て、新入職員にも理解しやすい表現でまとめた当施設のケアの理念である。 この理念を具現化するために(1)継続ケアの中で獲得した健康情報や生活情報をもとに、きめ細かなケアプランを作成している。(2)平成14年度以降、身体拘束はゼロである。稀に、拘束を申し出る家族がいるが、その是非について誠実に説明し、理解を得られるよう努力している。(3)リズムある生活を送るために、体調を考慮しつつ積極的に離床を進めている。離床の動機づけとなるよう、多様な行事や各種レク活動を推進している。中でも特徴的なものに、専門家による「音楽療法」があり、利用者に大変な人気を呼んでいる。 生活の場としての安心感を作り出すことで、ケアや生活全般に関する利用者の要望・感情の表出や、意欲の発揮を支援し、その人らしい暮らしを維持できるよう、全スタッフで奮闘しているところである。