運営方針
運営特徴
豊かな自然環境の中にある秋田杉をふんだんに使った施設です。自然の温もりが人の温もりとして伝わるような、家庭的で安らぎのある施設づくりに努めております。接遇にあたっては、本人やご家族の希望に応え、入居者同士や地域住民とのふれあいの機会を増やしながら、郷土色や季節感を大切にした、広青苑らしさのある生活づくりに努めております。また、障がいや認知症のある方に対しても、個別ケアを第一に、いつまでもその人らしい生活ができるように接遇させていただきます。さらに、看取り介護の願いに対しても、嘱託医などとの連携を図りながら、安らかで尊厳に満ちた最期を迎えられるよう、心をこめてお世話させていただきます。
また、新たに増築したユニット棟では、できる限りご家庭に近い形で、介護を受けながらも、お一人おひとりの望む暮らしをしていただく住まいをめざします。具体的には1つのユニットに10人ずつの、家族単位での暮らしとなり、3つのユニットでそれぞれ独立した生活をおくることになります。全員個室での住まいとなりますが、各ユニットには居間兼食堂のリビングがあり、昼間はそちらで、他の入居者や専属の介護員と共に過すこともできます。また、ホールや光庭で地域の方々と交流することも可能です。各ユニットには、檜の家族風呂があり、たいがいの方はそちらに入っていただきますが、寝たきりに近い方のための特別浴槽も設置しています。ユニット棟では特に、お一人おひとりの希望や能力に応じて、暮らしの全般に対して、できる限りの自律と自立をめざします。もちろん、必要な介護や日常生活の援助のほか、健康管理や、栄養管理、生活相談などは、従来棟と同じように行なってまいります。