運営方針
運営特徴
老健施設としてのニーズが高まる中で様々な対象者への対応が求められている。こうしたなか当苑では療養棟を認知棟(2階)、重介護棟(3階)、リハ強化棟(4階)と機能分類し、それぞれの状態に応じた取り組みを行っている。入所前の訪問を確実に行うことで入所の課題を明確にし、退所前の訪問を行うことで在宅生活へよりスムーズにつなげるようにしている。また、生活機能の維持・向上を目指して短期集中リハ(認知症含む)への取り組みを積極的に行っている。
療養棟においては、利用者の尊厳を重視したかかわりを最大のケア課題としている。具体的には2000年に作成した「尊厳マニュアル」を行動の規範として、身体拘束の廃止をはじめ、ポータブルトイレの廃止など利用者個人の意思や人格を尊重するような取組となるようサービス提供に努めている。