運営方針
運営特徴
超高齢化、核家族化が増えている昨今、社会のニーズとして施設で静かな人生の終末を迎えさせたいと考える人が多くなってきています。当施設でもそういった声が多く聞かれ、平成18年より、ご家族の希望により医師によるインフォームドコンセントのもと“ターミナルケア”の提供を行っています。本来、老人保健施設の理念は在宅復帰と在宅生活支援です。利用者様やそのご家族様とどこでどのような人生の終末期を迎えて頂くかを十分に話し合い、自宅であっても、施設であっても尊厳ある死を迎えて頂けるよう施設で出来る限りの支援をしていきたいと考えています。
その他に施設の特色として、当施設はリハビリスタッフが充実しています。現在入所サービス、通所サービス合わせて9名のリハビリスタッフが利用者様のQOLの向上を目指して積極的に取り組んでいます。言語療法士の指導のもと、口腔ケアの充実や摂食嚥下機能の向上にも努めています。さらに、学習療法も取り入れ、認知症の進行の緩和や改善に大きな効果をあげています。
それ以外に、多職種による委員会活動も活発に行っています。栄養マネジメント委員会・事故対策委員会・レクリエーション委員会・感染対策委員会・接遇委員会等、1回/月定期的に開催し、利用者様の安全と質の高いサービスの提供を目指して日々努力しています。