事業運営の基本方針（基本理念、方針）



１、安心して、人間らしく老いることができる、日本社会の実現に貢献する。

２、そのために、利用者様・ご家族様・地域社会・職員・事業所、それぞれが固い「きずな」で結ばれた、社会づくりに貢献する。

３、ご利用者様が多くの仲間・従業員とのふれあいの中で、明るく元気に生活できる事業所を作ります。

４、ご家族様にとって、安心して預けることができ、ご自身の生活を豊かにできる、頼れる事業所を作ります。

５、職員は、自分の仕事に常に誇りと目標を持ち働くことができる事業所を作ります。

６、そのことで地域社会にとってなくてはならない事業所を作ります。

ご利用者様への対応



居宅介護支援事業者の居宅サービス計画に沿って、通所介護計画を作成しサービスを提供します。

認知性高齢者の特徴をよく理解し、観察を十分に行い、安全性を確保し、状態の変化に対応します。

職員の意思をおしつけることなく、ご利用者様のペースに合わせ、落ち着いた、安心できる雰囲気をつくり、ご利用者様のありがままを受け入れ、その意志を尊重するよう努めます。



●プログラム、趣味活動

社会的に孤立しがちなご利用者様に対し、アクティビティサービス（体操、音楽、ゲーム、手工芸、散歩等）を通して、心身機能の低下の防止、向上を図ります。プログラムは、ご利用者様一人ひとりの個性、生活歴を尊重し、持っている能力を発揮できるよう、活動の内容を考えていきます。四季折々の行事・活動を実施するとともに、季節に関することを話題にしながら、ご利用者とともに題材を決め、毎月貼り絵等でカレンダー作りを行います。毎月の音楽療法活動のプログラムに沿って、感情の表出、表情の変化など心身の活動性を高めます。また、個別対応ができるよう、ご利用者様が選択できる活動を実施します。



●食事

食事を栄養補給だけではなく、楽しみのひとつとして捉え、交流を深める機会としての雰囲気づくりに努めます。常食、粥、刻み、ミキサー食等、ご利用者様一人ひとりの状態に合わせて食事を提供し、必要に応じて介助します。また、正月、誕生会、クリスマス等の行事に合わせた食事を提供します。



●入浴

在宅での介護の負担軽減のため、自宅での入浴が困難なご利用者様に対し、個別での入浴サービスを提供します。体調の変化に留意し、安全に入浴していただけるよう、その介助を行います。



●排泄

ご利用者様一人ひとりの生活サイクルを把握し、よりよく誘導し、不快感を感じさせないよう介助を行います。



●健康管理

ご利用者様の身体の清潔と機能維持に努めます。通所時に健康チェック、心身状態の観察を行うとともに、急変時には適切に対応いたします。また、必要に応じて、持参の薬の管理、服用の援助を行います。



●送迎

ご利用者様に安心して乗車してもらえるよう、個別で送迎を行い安全かつ快適を心掛けます。また、送迎時の家族とのコミュニケーションを大切にし、丁寧に対応します。



●ご家族に対する支援

安心して在宅生活を維持できるよう、ご家族と密に連絡を取り、信頼関係を築き、話し合う場をつくるよう努めます。ご家族に対しアンケート調査を実施し、ご家族のご希望を受け止め、ご利用者様を共に支えていくという気持ちを持っていただけるよう援助し、ご利用者様とご家族の生活の安定を図っていけるようにします。また、ご利用者様およびご家族の日常生活についての相談を受けるとともに、必要に応じて家庭訪問を行い、ご利用者様・ご家族の環境把握に努めます。送迎時、毎月の予定表、電話連絡、行事への家族参加日などを通してご家族と情報交換をしながら、在宅生活を支援します。家族懇談会への参加を呼びかけ、同じ施設をご利用するご家族同士が交流し、支えあえる家族の輪を広げます。