要介護者等の心身の特徴を踏まえて、利用者が可能な限りその居宅において、尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、さらに利用者の社会的孤独感の解消及び心身機能の維持並びに家族の身体的・精神的負担の軽減を図るために、必要な日常生活上の世話及び機能訓練等の介護、その他必要な援助を行う。

　利用者の意思及び人格を尊重し、地域との結びつきを重視し、関係区市町村、地域包括支援センター、近隣の地の保険・医療又は福祉サービスを提供する者との密接な連携を保ち、総合的なサービスの提供に努める。

年を重ねても健康を維持し、ゆっくりした時間の中、体調を配慮しつつ、無理せず、肩の力を抜いて、自然体で楽しめる、人を大切に認め合える居場所を作っていきます。

　具体的な活動として、調理、音楽療法、外出に力を入れます。調理では軍手を使って洗い、皮むき器で切り、電子レンジで温め、簡単ですがあっと驚くような料理を作ります。音楽療法では、歌い慣れた歌を歌うことで心の活性化と腹式呼吸を促し、健康維持につなげます。外出では身近にある交通機関を使って市役所や駅、スーパーに外出し、季節を感じていただき、また下肢筋力の強化を図ります。