当院は急性期治療を終えた方の中でも比較的医療必要度もしくは要介護度が高い方の療養を行っていく方針で運営を行っており、併設する医療療養病棟も人工呼吸器や気管切開の患者様に対応し、療養病棟入院基本料を算定する病棟の中でも重度の方を8割以上お預かりしている病棟として届け出ています。このため当院における介護サービスは、重度の患者様に対する身体機能や日常生活機能の維持と安全かつ平穏な療養をご提供することが主体になっており、そのために個別のアセスメントに基づいたきめ細やかな介護サービスやリハビリテーションを行うよう心がけています。

　また、重症者をお預かりしている病院として医療安全、感染症対策には特に注意を払っており、褥瘡予防についても全病床の9割以上をエアマットやウレタンマットにして体位交換を頻繁に行うなど重点的に取り組んでいます。