運営方針
1.事業所の介護職員等は、認知症高齢者の心身特性を踏まえて、その有する能力に応じた機能維持および社会的孤立の軽減を図るとともに、
家族負担の軽減を図ることができるように支援する。
2.常に、家族等との情報交換・連携を図り、苦情などに対しては誠意を持って組織的な対応に努める。
3.事業の実施に当たっては、関係市区町村、地域の保健・医療・福祉サービスと綿密な連携を図り、総合的なサービスの提供に努めるものとする。
4.利用者の生命または身体を保護するため緊急やむを得ない場合をのぞき、法にいう「身体的拘束・抑制」を排除し、
利用者の個別状況を踏まえた工夫検討に努めるものとする。
運営特徴
1.業務災害“ゼロ”を目指します
デイサービスの送迎時はもちろん、業務中や通勤時等安全を徹底し、業務災害“ゼロ”を目指します。また、危険予知訓練を実施し、
日常生活においても危険を予測して行動できるよう努めます。安全研修以外にも定期的に研修を実施し、職員のスキルアップと
サービスの質の向上を目指します。
2.「チャレンジするケア」と「記録するケア」の実施に努めます。
安易な定型性に陥ることなく、常に積極的に工夫改善を図ります。そのためにも各員がカンファレンス(会議協議)技術の向上に
努め、センター方式の視点に基づき「記録するケア」を実施し、ケア検討チームやケアカンファレンス、朝夕ミーティング、
ディ会議等々の場を通じて情報共有の強化と、提案活動の活性化を図り、「チャレンジするケア」を実施します。
また、状態の変化が著しい方や長期欠席・再開者についてのアセスメントを的確に行えるように努めます。
3.全てのケアはコミュニケーションケアであることを再確認し、信頼関係の基本となるコミュニケーションの強化と利用者個々の
状態や状況に合わせたコミュニケーションケアに努めます。
4.組織的運営の強化に努めます。
サービス活動の全過程においてそれぞれの目的・目標・実施計画を「明文化」し、活動の計画的な実施・評価・フォローアップに
努めます。工夫改善に努め、その過程においては、「報告・連絡・相談」そしてその「記録」の確実な履行を図ります。
また組織上の情報集約や情報提供の分担体制の強化のためにサブリーダーを設置します
5.認知症対応型デイサービスにつきましては「小さな家庭的な環境」の中、個別対応を強化したケア、情緒の安定を図る
プログラムの実施に努めます。また、活動を通じ、穏やかに生活を送っていただけると共に、社会とつながっている、
役に立っていると感じられるようなプログラムの提供に努めます。
6.サービス利用にあたっては、適切なサービス提供のための即応の調整を行ない、臨時利用等柔軟な提供に努めます。
1・2を実施して利用者の在宅生活の質の向上をはかる。