運営方針
事業所の従業者は、認知症、要介護状態等の心身の特性をふまえて、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、さらに利用者の社会的孤立感の解消及び心身機能の維持並びにその家族の身体的、精神的負担の軽減を図るために、必要な日常生活上の世話及び機能訓練等の介護その他必要な援助を行う。
運営特徴
少人数制ならではの、古民家を改装した佇まいにてサービスを提供しています。欄間や梁等をそのまま使い、浴室も個浴と、出来る限り利用者様のこれまでの生活空間に即した環境を心がけ、ゆっくり過ごして頂けるような配慮をしています。
また、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士をはじめとした専門職を配し、お一人お一人のこれまでの歴史、生活、仕事、趣味等の聞き取りを基にしたプログラムを組み立て実施し、認知症状の進行軽減・予防に努めています。
定期的に家族会を開催し、ご家族同士による情報交換やアドバイス、体験談を話したり聞いたりすることにより、孤立感を解消し、精神的な負担軽減をはかっている。
『認知症カフェ にこぐさ』を毎月開催し、デイサービス利用の有無に関わらず、認知症に関心のある市民や、認知症介護での悩み事困りごとを気軽に話せる場所を提供し、地域にも開かれた事業所を目指している。