運営方針
当事業所は、要介護状態となった場合においても、その利用者が、可能な限り居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持ならびに利用者の家族の身体及び精神的負担の軽減を図る。
運営特徴
利用者様一人一人の体調やADL・精神状態等に応じて個別的な関わりを意識しています。また、利用者様の状態においては日差的・時間差的にも変化がありますが、個々の利用者様の出来ること、出来ないことを把握し、残存機能を活かした日常生活援助を行っています。認知症ケアにおいては「その人らしさ」が保たれるように、それぞれの利用者様の内的な世界を見つめ関わるように心掛けています。さらには不安感や不快感がある利用者に対しては、個々の利用者の意向や心身の状態によって、タクティールケアを実施し、利用者の心理的要因の改善や身体の痛みの軽減(ゲートコントロール)、利用者とのコミュニケーションを図っています。さらには月に2回、音楽療法(音楽療法士介入)を開催。参加された用者においては、楽しさを感じるだけでなく、音楽の力により集中力が高まり、精神状態の安定や生活意欲の向上につながるなどの効果が見られています。皆さんと共に歌ったり、音を奏でることにより一体感が図れ、利用者同士の関係性を深める効果も見られています。